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今なら無料のTwinmotionというレンダリングソフトがすごい

/ 19.07.09
建築

TwinmotionというLumionみたいなレンダリングソフト、というか建築向けビジュアライゼーションソフトがちょっと前から無料で使えるようになっています。早速ダウンロードして、ArchiCADで作成したバルセロナ・パビリオンをもとにパースを作ってみました。今回はムービーにもチャレンジ。

Twinmotion とは

もともとはフランス製の建築ビジュアライゼーションソフトです。
ヨーロッパの設計事務所で採用が多かったらしいです。
2017年からレンダリングエンジンにUnreal Engine 4(ゲーム開発環境)を採用しており、今どきのゲームっぽい早くてわかりやすいプレゼンテーションツールです。
何が出来るのかは以下の公式サイトをご確認ください。

このTwinmotionが、今年2019年になって Unreal Engine 4 のEpic Gamesに買収されたようで、今年の11月まで今のバージョンが無料で使えるようになっています。もともとは30万円近くするものだった模様。
11月過ぎても今のバージョンはそのまま使えるようですが、 Unreal Engine 4 自体が最新のリアルタイムレイトレーシングに対応しているので、新しいバージョンはその機能を全面に出してきて結構なお値段になるのかもしれません。

ということでダウンロードしない手はありません。ダウンロードはこちらから
https://www.unrealengine.com/ja/twinmotion

導入はちょっとだけ面倒くさいです。
①Epic Gamesのアカウントを作成。
②UnrealEngineの最新バージョンをダウンロード ・インストール 。
③Twinmotionをダウンロード ・インストール 。
④使用するCAD、BIMのプラグインがあればそれもダウンロード・インストール。

RevitやArchiCADはリアルタイムで連動する(BIMでの変更が再読込しなくてもTwinmotionに反映される)プラグインがありますので、そちらから起動出来ます。

バルセロナ・パビリオンのパース・ムービー

ということで早速ArchiCADで作ったバルセロナ・パビリオンのモデルを使ってパースを出力してみます。

ArchiCAD上でレンダリングしたもの。10分ぐらいかかってこのクオリティ。

Lumionみたいに木とか人とか選んで配置していきます。パスといってラインを引くとその上をランダムに人や車が出現して交通が生まれるツールも面白いです。
あとは位置や方角、天気・時間を調整すると、小一時間でこんな感じ。

クリックで元データが表示されます

レンダリング自体は4K解像度で10秒程度。爆速!

次に、面白そうなのでムービーを作ってみました。カットを指定して行くと、それをつなぐようにムービーにしてくれます。カット次第で鳥の目線や、ウォークスルー的な動画にもなります。

Youtubeにアップロードしてみました

簡単に動画ができます。
これもフルHD解像度で出力に2分ちょっとというところ。爆速です。

カットごとに時間も変えられるので1日の移り変わりもシミュレーションできます。

Lumionと比較してみると

Lumionで作ったパース

レンダリングの品質はLumionのほうが圧倒的に高いです。設定も細かく、オブジェクトも豊富。もちろん、無料になる前の値段を比較しても圧倒的にLumionのほうが高いので当たり前といえばそうですが。ただ、フリーソフトと考えると信じられないクオリティで、出来ることも多いです。ムービー、パノラマ、VR等々。色んなプレゼン手法が使えるようになる。コレは面白いですよ。

KITAMULABO建築 / 19.07.09 /