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カメラとレンズが違うとどんな写真が取れるのか?

/ 19.09.03
暮らし

今まで何回かカメラを換えてみて、それぞれどんな絵が撮れたのか比較してみます。

こちらの記事も合わせてご覧ください。

SIGMA dp0 Quattro

まずはレンズ一体型のコンデジ「SIGMA dp0 Quattoro」で撮影したものから。

高知は桂浜の夕焼け

Foveonセンサー は色がすごい 原色がきれいに出ます

益田市にある複合施設「グラントワ」 内藤廣 設計

換算広角21mmという画角と「ゼロ・ディストーション 」という歪のないレンズで大きい建築もバッチリ撮れます。(歪補正・パース補正なし)

広島市の現代美術館 黒川紀章 設計

SIGMAはモノクロもいいです。メタボリズム建築と相性がいいかも。

下から撮った東京タワー

鉄骨のディテールまでしっかり描写されてます。

広島駅付近の夜景

三脚立てての夜景。この光の粒! SIGMAのRAWデータはLightroomで開けないので、面倒くさくてパース補正(upright)はかけてないです。

SONY α7Ⅲ

ここからはフルサイズのミラーレス一眼「SONY α7Ⅲ」。これに10mmの超超広角単焦点レンズ「フォクトレンダー HELIAR-HYPER WIDE 10mm F5.6 Aspherical」を合わせたのがこちら。

広島駅付近の景色

SIGMAのとほぼ同じ位置から撮影。これが21mmと10mmの差です。横に降ってるのは広すぎて建物の壁が入ってきちゃったからだったと思います。左上のUFOはセンサーゴミです。

福山市にある神勝寺 禅と庭のミュージアム

10mmという画角は自分の視野よりも広いです。「切り取る」という感覚はありません。空間全体を記録することが出来るのでものすごくダイナミックな写真になります。

神勝寺の休憩所

広い画角は狭い室内では有効ですが、そんなに狭くない場合大きくビローンと引き伸ばされた印象を与えます。手前のお盆がその違和感を表しています。右側で見切れてる友人は、ここなら大丈夫と撮影を待ってくれている状態ですw 建築写真として撮るには、10mmは広すぎるかもしれません。

フェリーから瀬戸内海を撮る

むしろ形が決まっていない風景写真の方がいいかもしれません。海がいい色になっています。

次は単焦点ではなくズームレンズです。「SONY SEL1635GM」SONY純正の大三元レンズと呼ばれるF2.8通しの広角レンズです。16-35mmまで撮れます。

東広島市にあるお寺

16mmでバシッと撮っています。高いレンズですが広角側は歪があるのでRAW現像は必須です。(レンズプロファイルで一発で直ります)

ビシッと全体にピントを合わせたときはF8~F10ぐらいまで絞りますが、開放まで戻して望遠側にふるとしっかりボケてくれます。なのでちょっとしたデティールとか人も撮れちゃうのがこういうズームレンズのいいところです。

大崎上島 叡智学園

晴れだとこんな感じ。これも16mm。

16mm(広角側)と35mm(望遠側)の違い。フェリーから撮った島の火力発電所。やっぱり一本で色々撮れる、画質もよくていいレンズです。ただ本体と合わせてかなり重いので、なにかしながらついでに撮影は難しいかも。いい写真を撮るために出かけるためのプロ機材ですね。

SONY α6400

ここから現役機材。「SONY α6400」フルサイズより一段小さいセンサー、APS-Cフォーマットのミラーレス一眼です。重くて高いフルサイズ機を下取りに出した替わりに、いくつかレンズが揃えられたので色々撮っています。

広角ズーム

まずは広角ズーム「SONY SEL1018」。SONY純正レンズで超広角はこれしか選択肢がありません。F値は4の通しで換算15-27mmの画角。

丹下健三の平和資料館

広角15mmは上のフルサイズGMレンズよりもちょっと広角です。RAW現像で歪を修正するとこんなにもしゃきっと写ります。

こっちは直島はSANNA設計の宮浦港ターミナル。換算15mmと27mmの違い。

8月6日平和公園での灯篭流し

夜はこんな感じ。F4開放の27mmで撮影。灯籠のように暗い中で動くものは結構難しいです。三脚を使ってSS1/5秒、ISO1600という設定。

建築や風景撮るなら全く問題がないかもしれない。GMレンズの1/3の価格、1/3の重さは非常に使いやすいです。

標準単焦点

続いて唯一持ってる単焦点。「SIGMA Contemporary 30mm F1.4 DC DN」 標準レンズとも言われる類の換算45mmという画角。そしてF1.4という明るさ。

クルーズ船から撮った瀬戸内の夕焼け

この夏、広島湾のクルーズ船「銀河」に乗る機会があったので、そこからの夕景です。船からの夜景ってそこからしか見えない景色が楽しいのですが、動いているから三脚立ててシャッタースピード遅くして撮るということが出来ないんですね。だから出来るだけ明るい単焦点が有効だそうです。

観覧車とかもうちょっと寄りたい感じはありますが、写りとしては思った以上に撮れました。この夜景をバックに船上の人と一緒に撮るというのも、やりやすい画角です。

明るいこのレンズがあれば人物撮影が非常にいい感じになります。背景がボケるからです。それだけでっぽい写真になります。どこでも娘が撮れる!

ハンバーガー

食いしん坊な僕。美味しそうなものに出会ったらそれも記録しておきたい。暗めの店内でもちゃんと撮れる。被写体深度のコントロールはもっと練習しないといけないですね。

カメラに詳しい人にどんなレンズ買ったらいいですか?って聞くと必ず単焦点って言葉が返ってきますが、確かに画角固定なのに撮れるものが広がった気がします。何より撮ってて楽しいです。

望遠ズーム

望遠ズームはキットレンズになってる安価なタイプです。「SEL55210」F値は F4.5-6.3の変動ですが画角は換算82.5-315mmになります。

満月に近い月は結構明るい

315mmで月を撮るとここまで写ります。拡大するとクレーターやらがしっかり写ってるのが面白い。ピント合わせがシビアなので三脚使ってますが、月って結構明るいんですね。ISO100、SS1/100でF10まで絞ってます。

同じ明るさでも望遠の方がボケる

車のイベント「オートテスト」に参加。望遠で動きのあるものを画面いっぱいに取る練習です。

躍動感!
速度は30-40km程度

車はシャッタースピードの設定が難しいですね。車は止めときたいけど、ホイールはブレさせたいとか、コーナーごとに速度が違うので、ずっと追っかけとけばいいわけでもなかったり。被写体との距離は50mくらいでしょうか。315mmあれば十分すぎる感じです。もちろんもっと大きなレースだと足らないと思いますが。子供でいうと保育園・幼稚園くらいまでは運動会でも300mmあれば十分って聞いた気がします。子供の場合はもっとアップの表情も欲しいので、お金が溜まったらちゃんとしたズームレンズほしいですね。

結論

レンズはあればあるほどいいです。色んなものが撮れるので。芸術としての作品作りならレンズをこれだけに絞ってとか、オールドレンズしばりでとかあるみたいですが、本来の記録という目的ならズームレンズも大活躍です。会社の行事とかも積極的に記録係として練習してます。

16mm広角
望遠ズームの広角側82mm

ここから315mmまで回すとあんまり前に出ずに寄れるわけです。誰得なので載せないけど。

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