SHOPBOTで子供のプレイハウスを作ってみた③組立編
前回からの続き。今回で組み立て、完成です。

仮組み
各パーツの仕上げをして、持って帰る前にカインズで仮組みをしました。


実は思った以上にホゾがきつくて、全てのほぞ穴をヤスリでちょっとずつ広げて無理やり嵌め込むという作業に半日かかってました。



あとから釘で打ちます

あとは一度ばらしてから持って帰って自宅で組み直すだけなんですが、仮組みと言っても想定よりもガチガチにハマっているので、何とかバラさずに持って帰りたい。
そうだカインズで軽トラを借りよう → 持って帰る → マンションのEVに入らない → 夜中なのでハンマーは使えない → 腕力だけでなんとかバラす → カインズに軽トラを返す → カインズから自家用車で帰る → ホゾが硬すぎて組めない
というわけのわからない行動をしておりまして、結局次の日の夕方、仕事から帰ってからハンマーを使用することに。都合よく一番ハマりの悪い下のパーツが一部割れてしまいまして(使用上問題ない)何とか嵌め込むことができました。
据え付け(完成)
ということで据え付けしたらこんな感じになりました。何とか完成です。



感想
不満なところはあるけれど、思った以上の完成度に家族の受けもいいです。娘本人も結構気に入ってくれたみたいで何よりです。コレが2~3日、一人だけで出来てしまうというのは、あらためて考えるとすごいことですね。また一つできることが増えました。
改善点としてはホゾの設計です。彫り込みより切り抜きの方が機械の加工時間が短いかと思って切り抜きにしたんですが、切り抜きも何回かに分けて削り込んでいくことを思うと、彫込でも時間は同じなような気がします。彫り込みでホゾを作ると、タブがホゾの中にできないのでそれだけ手加工も少なくなるし、タブの後処理が悪くてホゾが狭くなってるということもなかったように思います。同じ材料なら今回18mm厚(実測18.5mm)で19mmのほぞ穴としていましたが、20mmでも良かったように思います。また、今回のように80cmぐらいの長辺にホゾが連続して並ぶ場合は、その長辺方向のクリアランスをさらにプラスするというのが木工の常識らしいです。やはり初めてだとノウハウが足らないですね。デザイン的にも色々やってみたいことはあるので、気が向いたらまた作り直そうかと思います。
最後に、今回かかったコストをまとめてみようと思います。
コスト
- 材料費:パイン集成材 ¥4980×4枚=¥19920
- 追加工具代・消耗品費:¥2000
- ワークショップ受講料:¥2500×2回=¥5000
- SHOPBOT使用料(1時間):¥5000
- 工作室追加使用料: ¥3500
合計:¥35490也 うひゃ~
もうちょっと節約するなら、SHOPBOTの使用はワークショップ中に行う。工作室の使用はその日購入した材料の加工は2時間まで無料となるので、ちょっとでも分けて購入するとかでしょうか。まあ初めてなので勉強代ということで、次からはもっと生産効率上げていきたいと思います。
- SHOPBOTで子供のプレイハウスを作ってみた①準備編
- SHOPBOTで子供のプレイハウスを作ってみた②加工編
- SHOPBOTで子供のプレイハウスを作ってみた③組立編
- SHOPBOTで子供のプレイハウスを作ってみた④竣工写真編