
はじめに
- 建築は常に法規とともにあり、法令集は建築士に必須のアイテム。
- しかし、まともなデジタルツールがない。みんな紙の本。受験者はまだしも実務者までみんなこれ。
- 網羅する範囲が多いのでちょこちょこの改正があるにも関わらず、更新は年1回。
- 文字ばっかで読みにくいから毎年、インデックスを貼りアンダーラインを引き直す・・・
こんなことやってるから建築業界いつまで経っても効率悪いのよ・・・って思うのでとりあえずWEBサイト立ち上げてみたのが下記。
法令データはこちらの行政サイト「e-Gov法令検索」からXMLデータをAPIで取得して、無理やりwordpress化してみました。
デジタル化のメリット
- 会社のPCで、出先のノートPCで、スマホで。あらゆる端末でいつでもどこでもアクセスできる!
- 分厚い紙の本を持ち歩く必要がない!
- 常に最新の情報で、買い換える手間なし!
- 条文のコピー&ペースト、引用が簡単!
このサイトの特徴
- カラフルで見やすい!マークアップ済み
- 条文ごとにコメントできるので、解釈とか事例とか共有できる!
- ハイパーリンクで検索が早い!(未実装)
- タグ付け・カテゴリー分けで設計のワークフローをシステム化(将来)
- BIM等のCADシステムへ組込み、自動設計等のベースシステムとして活用(将来)
現状の問題点
- そもそもの法律の文章がデータにしにくい構造になっている
- 条文間のハイパーリンクとか自動で貼るのがかなり難しい(これが出来ないと意味がない)
- 最終的に人海戦術で作成するしかないかもしれない
今後の展望
- システムの作り方を見直す必要がある
- 人海戦術なら建築士会を巻き込んでボランティアつのって大型プロジェクトにしてもいいかもしれない
- 建築関係が出来たら全ての法律に展開できる
- 法律自体のプログラミング言語化も視野に入れる
見込みとしては、建築士が全国に100万人いて、そのうち10人に1人が購入すると10万人。月500円のサブスクにできるとして月の売上が5000万、年6億円!とまでは行かなくてその10分の1だとしても、1万人が頻繁に業務で使用するならかなりのアクセス数が稼げるので広告も・・・
というのは皮算用にしても、なかなか根本的なDXだなと思ってるので、断続的にでも開発していきたいと思います。