日本建築積算協会の中四国支部で発行している会報誌内でつぶやきを掲載して頂きました。
以下その内容です。
内訳書式っていい加減古くないですか?
突然ですが見積書の内訳書式って皆さんの会社どうなってますか?
A4ヨコorタテ? 15行or20行? 行内2段組ありorなし?
積算協会の標準書式、公共工事の参考書式、積算ソフトの標準書式ってこのあたりだと思います。でもこれっていつからこの仕様なんでしょうか。手書きの頃から変わらないような。パソコンが普及する以前から、もう何十年もずっと同じ書式で仕事しているのでしょうか。
車や保険とかの見積書・契約書を見てみると、細かい字で両面にびっしり印刷されています。そもそも電子契約で印刷しないって場合も多くなっていますよね。それに比べると建築の内訳書って、毎回頑張って作ってる割にはパッとしない。1枚あたりの情報量が少なく余白も多い。もっとデジタル時代に即した書式というか、今時っぽいデザインって出来ないものかなと。
電子契約が普及したら?
SDGsという言葉も謳われている昨今、建築でも電子契約が進んで内訳書を印刷しないことが当たり前になったらどのような内訳書が作れるでしょうか。クラウド上のデータをWEBページのように閲覧できれば1枚毎のレイアウトとか行数を考えながら作る手間はなくなり、カラー・写真・ハイパーリンク使い放題で、文字サイズも見る人の設定で可変。集計・統計表示もグラフ使ってグラフィカルに・・・う~ん、未来!
せめて両面印刷くらいからぼちぼち始めてみませんか?