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BIMをほぼ無料で手に入れて本気で勉強する方法

/ 19.04.17
建築

BIMですよ!BIM

未だにBIMってなぁに?っていう人はこちらのページを。
ですがもう“BIM”って“CAD”と同じぐらい常識的な言葉だと思うんですね。

未来の技術ではなく、当たり前に活用されているレベルのものです。スーパーゼネコンではBIMの使用率ほぼ100%らしいです。もう少しすると我が地方都市広島でも、“使えるとちょっと儲けになる”から、“使えない方がおかしい”というレベルになるほど普及してくるでしょう。

手書きの図面からCADでの設計に移行してきた時のように、使えない人はあっという間に仕事ができなくなります。

これからの建築業界で長く仕事をしていくためには絶対に習得しなければいけない技術であり、どこかで導入しなければいけないシステムです。

約8年前に専門学校を卒業したときから、これからはこういうシステムになるんだろうなと思ってはいたものの、結局今まで個人レベルでは全く習得が進みませんでした。その理由は何でしょうか。

習得を阻害するものはその導入コスト

BIMは2大ソフトがあって、1つはAutoCADとか出してるAutodesk社のRevit。
もう一つはGraphisoft社のArchiCAD。
Revitの方が高機能、システマチックでどちらかというとゼネコン向け
ArchiCADはとっつきやすくて設計事務所向け って感じの棲み分けで言われることが多いですが、それぞれのお値段はこんな感じ。

Revi 2019年4月時点でのサブスクリプション価格
ArchiCADはスタンドアロン版のみ

うん、高いよ。一サラリーマンがこれだけのお金用意できるわけないよ。車買うレベルだよ。

といいつつ実はしばらく買っていました。それが下のプラン。

Revit LT版

RevitLTとAutoCADLTのセット。機能制限版だとこれぐらいのお値段。
1年以上1ヶ月¥11,880払い続けていました。

お金払ってたら本腰入れてやるのかと思ったけど、意外とやらないんですよね。
LT版なんでBIMらしい派手な機能とか使えないものがあったりするとモチベーションも上がらない。だめなやつです。

やっぱりちゃんと勉強しようと思うとフル機能版じゃないとダメ。でも高い。無理。
どうしようと悩んでいた所、こんなページに遭遇してしまいました。

教育向けの無償ソフトウェア

そう、教育版です。

教育版の驚くべき価格

先程のページを確認してみると、無償で使用できるソフトウェアの一覧が出てきます。
Revitもしっかり入ってる。というかAutodesk製品全部使えるらしい。

ちなみにArchiCADの方は

こちらも無料でした。
どうやら学生の頃にしっかり触れてもらって、社会人になったら自分のところのソフトを使ってもらおうという営業方針らしいです。

ということは学生であれば両方ただで使用できて、何なら両方のソフトを習得して、それぞれのメリット・デメリットを比較しながら場合によって使い分けたりも出来るということです。
ナニソレすごい。

どうやったら学生になれるのか?

しかも格安で。BIMと同じぐらい学費がかかっては意味がありません。
また色々調べました。するとこんなのがありました。

れっきとした大学です。名前は聞いたことがあるものの、あまり実態がよくわかっていなかったのですが、 “生涯学習機関として、広く社会人等に大学教育の機会を提供するという趣旨 で設置された大学”らしいです。よく放送系、報道とかマスコミとか向けの人材を育てる教育機関だと思われてる方もおられますが、その授業形態が「放送」というこで、インターネットやラジオを使用した通信制の大学になります。

放送大学の学費

放送大学はしっかり単位を取れば大学卒業資格を取ることも出来ます。が、それにはまとまったお金がかかるみたいで、何よりその勉強時間がかかります。放送大学が面白いのは他にも色々な学生の種類があることです。

とりあえず入ってみるなら「選科履修生」がいいようです。手続きも1年単位になります。最小単位は半年期間の「科目履修生」になりますが、これは面倒そう。

気になる学費は授業料+入学料になります。

選科履修生は1年間で最低2単位取るようにしないといけないようです。
なのでオンライン授業の1科目(2単位)と1年間の入学料をあわせると
¥20,000-が一年間の学費になります。

カリキュラム

全体的には「教養学部」という学部になり、建築に直結する内容の授業はないみたいです。
そのうち情報コースだとこれだけの科目があります。一般教養としては色々科目があるようですが、提出や採点まで全てがオンラインだけで完結する、オンライン授業は絶対数が少ないです。

入学手続き

4月入学と10月入学の年に2回機会があります。
今年の10月入学は6月から願書受付しているようです。
試験はありません。インターネット上から申し込んでお金を振り込めば入学許可証が送られてきます。

まとめ

学生証は最寄りの学習センターに行かないともらえない

ということで入学しました。4月から大学生になりました。呑み会でも一笑い取れます。
払ったのは¥20,000とその振込手数料のみです。
一応勉強がしたくて(BIMの)入っているので間違いではないはずです。
オンライン授業も遊び感覚で一応やってみようと思います。

これでBIMを勉強する環境の準備が整いました。
これから、どのようなソフトに教育版があるのか、この学生証の威力をまとめてみようと思います。

KITAMULABO建築 / 19.04.17 /