ArchiCADの基本操作を勉強するため、ミースのバルセロナ・パビリオンをモデリングしてみました。
バルセロナ・パビリオンの図面は手持ちのものがありましたので、そちらを見て作っています。
PDF図面は下のページからダウンロードできます。
3Dビューの表示はこんな感じ。Revitと違ってArchiCADはパースが付いています。SketchUpとかに慣れている人はこちらのほうがありがたいですね。簡単なウォークスルーもやりやすいです。

平屋建てなので平面図と立面図を1枚に収めてみました。
図面枠はシンプルな1本線ですが、プラン段階はこんなものじゃないでしょうか。


パースはArchiCADに標準搭載されている、Cinema4Dエンジンでレンダリングしています。
レンダリング速度は遅いです。が、クオリティはそこそこな感じです。
ArchiCADの操作系は少し特殊な感じがします。まだデフォルトの設定で使用しているのと、ショートカットもあまり使用してないので評価する段階ではないかもしれませんが、Revitと比べるとちょっとだけ手がもたつく感じがします。
逆にArchiCADがいいのはグラフィック表示です。デフォルトの3Dビューが非常に綺麗で、よりリアルなイメージを持ちながらプランすることが出来ます。ArchiCADをとりあえずCGソフトとして導入するという事例もあるらしいですが、確かにRevitよりも向いていると思います。また、デフォルトで入ってる家具におしゃれなものが多く、ネットをあさらなくてもそこそこ形になるのがありがたいです。バルセロナチェアもデフォルトで入っています。
次はArchiCADでも独自プランをしてみようと思います。