KITAMULABO

DIY

1点ものにこだわり想像することは建築のお仕事も一緒です。
ちょっとしたアイデアから生まれた1品をご紹介。

"10件"の投稿があります

ミスミがいつの間にか個人取引対応になってた件

2020.3.4

ミスミって超有名な製造業向けの部品とか売ってるサイトです。前々から法人様のみ取引ってなってたのがいつの間にか個人でも利用できるようになっていたので、自作PCを制作するのに必要な金物をいろいろ買ってみました。

[blogcard url=”https://jp.misumi-ec.com/”]

個人名で登録できる?

厳密には個人事業主って扱いになるらしいですが、登録時屋号の入力は必須になっておらず、空欄のまま登録を進めると個人名がそのまま屋号として扱われるようになります。

何が買えるのか?

特殊なねじや特寸のスペーサーなど、他では手に入らない特注品のようなものがたくさんあります。今まで「モノタロウ」で探して、専門メーカーのサイトで探して、規格品がなかったら諦めていたようなものが手に入ったりします。

例えばこんな「段付きボルト」(って言うんだ~って検索しながら知る)

こういう標準図を見ながら、細かく寸法指定できます。
もちろん素材や仕上げとかも選択できます。

大抵のものは1個から購入できので便利です。(もちろん単価も変わってくるけど)

梱包状態

梱包はこんな感じで届きます。

安心のプチプチパック
スパナや六角レンチも個別包装
ネジ二本だけだとこんな感じ

その他

マイページから注文履歴を表示するとこんな感じ。発送状態や注文日がわかりやすい。ここから部品の寸法をちょっと変えて新規に注文っていうこともできます。

工具や特殊な消耗品(ドリルのビット)とかも揃ってるので、できる工作の幅が広がりました。皆さんもぜひお試しあれ。

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あたらしい郵便はがきのデザイン2020

2020.1.21

年に一回は年賀状ではがきを送ります。喪中なら喪中はがきを送ります。今時メールでいいような気もするんですが、なんとなく味気ない。どうせ作るなら見たこと無いような面白いデザインは作れないものかと3年ぐらい前から始めた取り組みです。通信面ではなく宛名面をデザイン。ハガキそのもののシステムを考え直します。

ご存知 特定行政庁様

出来たものがこちら。広島県庁宛のサンプル品です。色々と突っ込みどころがあると思いますがポイントは以下の3点。

  1. 背景が宛先住所の地図になっている(すべて違う)
  2. その代わり住所表示が最大限簡略化
  3. 「料金別納郵便」で切手なしのシンプルデザイン

それぞれ順番に解説していきます。

ハガキの宛名面に相手先の地図を貼り付ける方法

住所録をアップロードすると自動でGoogleMapを拾ってくる便利なウェブサービスが無いです!。一枚一枚キャプチャをしてイラストレータに貼り付けます。といってもちょっとでも効率的な方法を考えます。

地図データはGoogleマップから取ってこれますが、まず誰がどこにすんでいるのか探す必要があります。一人ひとり住所検索をかけていては大変なので、Excelで整理した住所録を「Googleマイマップ」にインポートします。住所録自体に間違いがない場合は全ての住所に一発でピンが刺さります。場合によっては「友人」や「仕事関係」でレイヤー分けをします。

これで名前のリストを見ながらその場所にすぐ飛ぶことが出来ます。

そして標準のGoogleマップそのままではデザイン上味気ないし、不必要な情報も多いので、以下のサイトからかっこよくカスタムします。

https://mapstyle.withgoogle.com/

このサイトではGoogleMap上のあらゆる表示の切り替えとカラーをコントロールすることが出来ます。

いいデザイン・カラーが決まったら一度設定を保存しておいてから、このサイト上で作業を進めます。

右上に「Search Address」欄があるので、先程マイマップでピン打ちした人の一人を開き、その座標番号をコピペします。Enterでその場所に飛びます。あとは一人ひとり地図をキャプチャしていけばいいのですが、この際にできるだけ高画質になるようにちょっと工夫します。まず、地図ができるだけ精密に表示されるよう、ブラウザの表示を50%にします。その上で先程飛んだ場所のデフォルト表示から、右下のワイドボタン「-」を3回クリックします。これで丁度いい表示密度になりました。

あとはちゃっちゃとプリントスクリーンしていくだけなのですが、その前にハガキに印刷するための高画質と、必要な解像度を考えます。

ハガキのサイズは100x148mmです。通常のプリンターでは高画質設定でもカラーであれば300dpiや350dpiが限度だそうです。350dpiの場合、ハガキサイズの解像度は1378x2039pxになりますので、フルHD(1920×1080)は超えてきます。最低限WQHD(2560×1440)が必要です。ただし、表示された画面上から切り取っていくので、もう少しゆとりがほしいところ。となると4Kモニターが実用的です。幸い私のディスプレイは27インチ4Kでした。これを縦に回転します。ピボット表示ができるモニターやモニターアームなら楽ちんですが、そこまで高級な仕様ではないので、普通に立てかけて使用します。(倒れないように注意)

4Kモニターが無いということであれば印刷密度をdpiを下げていくしかありません。

あとは完全な作業でミスなく無感情で手を動かすのみです。

まとめると
Googleマイマップの名前をクリックして場所を確認後、座標をコピー
デザインしたMapstyleのサイト上で座標を貼り付け
ワイド(-)ボタンを3回クリック
プリントスクリーンキーを押す
イラストレータのレイヤーに貼り付けて場所を揃える
住所・名前を入力して印刷

慣れると1件あたり2分ほどで出来るようになりました。今年は100件ほどあったので、理論上は4時間あれば余裕という計算。(もちろんそんなにうまくは行ってないですがw)

住所表示はどこまで簡略化出来るのか?

郵便番号で検索すると町名までが出てきますが、そこから以降の何丁目・番地・部屋番号のみを続けて記載しております。マンション名とかも省略しています。(どうせ半分ぐらいは分からないので)一応コレで届かなかった物はないようです。もちろん郵便番号が間違っていたりすると付き返されます。特に年賀状シーズンはミスに厳しいです。

個人でもできる別納郵便

ダイレクトメールとかに記載されてる別納郵便は完全に企業のイメージですが、実は個人でも10枚以上であれば窓口で申し込むことが出来ます。私製はがきに切手を貼らなくて良いというメリットもありますが、この場合自分でデザインして良いというのが一番ありがたいです。別納郵便のルールは以下から確認できます。

https://www.post.japanpost.jp/send/fee/how_to_pay/separate_pay/index.html

もしあとから追加でバラで出さないといけない場合、想定外の人から届いた場合の返信にはマーク上から切手を貼り付けます。

その他の私製はがきルール

上部に「郵便はがき」もしくは「POST CARD」の記載が必要です。また、年賀状は赤もしくは朱文字で「年賀」の表記が必要です。記載しないと普通ハガキと一緒に年内に届いてしまいます。

印刷する時に気をつけること

ハガキ用紙はできるだけ厚みのある両面マット紙を選びました。郵便番号の枠がないものはかなり限られてきますが、以下のものを使用しています。

また、縁無し印刷で出力したいのですが、そのままの設定で縁無しを掛けてしまうと、文字がにじむように明瞭度が落ちしまいます。なので、ふちなしでも一番はみ出し量が少ない設定で、かつイラストレータのアートボードをハガキサイズより若干大きく作ってあります。

ちなみに2018年の年賀状はこんな感じでした。まだデザインが煮詰められてないですね。ど真ん中のポイントは攻撃的なイメージすら与えかねません。

モノクロって難しいよね
優しいアースカラー
グラデーションを掛けて住所が読みやすくなりました

なかなかいい感じに進化していると思いますが、来年はもう少し印刷品質にこだわりたいです。デザイン変更なら全てのイラストレータのファイルを修正する必要がありますが・・・

このハガキがほしい方は住所を教えて下さい。

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SHOPBOTで子供のプレイハウスを作ってみた④竣工写真編

2019.10.13

少し日が空いてしまいましたが、製作したプレイハウスを真面目に撮ってみました。竣工写真です。

正面入り口
覗いているのはメルちゃん人形
横から窓と煙突
片側の壁にはベンチ兼本棚を設置
屋根
パネルは基本的にはめ込み式
斜め面のはめ込み部分はこんな感じで平になっているので、
あっという間にこういうの置かれちゃう
煙突もはめ込み式
クリアランスが無いのを無理やり叩き込んでたら割れちゃったので、ここだけ釘使用
内観
煙突からはものが投げ入れられる
右のは電池式のセンサーライト
中は身長180cmの僕がギリギリ座れる広さ
床には既に落書きが・・・

製作記は以下のリンクからご欄下さい

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SHOPBOTで子供のプレイハウスを作ってみた③組立編

2019.9.5

前回からの続き。今回で組み立て、完成です。

何回も出てくるカインズLECT広島店 4回通ってた

仮組み

各パーツの仕上げをして、持って帰る前にカインズで仮組みをしました。

台車に載っけてます トレーラーハウス
結構大きくて目立ちます

実は思った以上にホゾがきつくて、全てのほぞ穴をヤスリでちょっとずつ広げて無理やり嵌め込むという作業に半日かかってました。

屋根は斜めなので壁のパーツはこんな感じにハマる
屋根の頂点はこんな感じで噛み合う
力任せに嵌め込んだら割れたパーツ
あとから釘で打ちます
片方の壁にはベンチ兼デスクを設置

あとは一度ばらしてから持って帰って自宅で組み直すだけなんですが、仮組みと言っても想定よりもガチガチにハマっているので、何とかバラさずに持って帰りたい。

そうだカインズで軽トラを借りよう → 持って帰る → マンションのEVに入らない → 夜中なのでハンマーは使えない → 腕力だけでなんとかバラす → カインズに軽トラを返す → カインズから自家用車で帰る → ホゾが硬すぎて組めない

というわけのわからない行動をしておりまして、結局次の日の夕方、仕事から帰ってからハンマーを使用することに。都合よく一番ハマりの悪い下のパーツが一部割れてしまいまして(使用上問題ない)何とか嵌め込むことができました。

据え付け(完成)

ということで据え付けしたらこんな感じになりました。何とか完成です。

ちょうどベビーサークルが一つの宅地みたいになってる
何度も出入りする娘
立ち上がっても平気な高さ

感想

不満なところはあるけれど、思った以上の完成度に家族の受けもいいです。娘本人も結構気に入ってくれたみたいで何よりです。コレが2~3日、一人だけで出来てしまうというのは、あらためて考えるとすごいことですね。また一つできることが増えました。

改善点としてはホゾの設計です。彫り込みより切り抜きの方が機械の加工時間が短いかと思って切り抜きにしたんですが、切り抜きも何回かに分けて削り込んでいくことを思うと、彫込でも時間は同じなような気がします。彫り込みでホゾを作ると、タブがホゾの中にできないのでそれだけ手加工も少なくなるし、タブの後処理が悪くてホゾが狭くなってるということもなかったように思います。同じ材料なら今回18mm厚(実測18.5mm)で19mmのほぞ穴としていましたが、20mmでも良かったように思います。また、今回のように80cmぐらいの長辺にホゾが連続して並ぶ場合は、その長辺方向のクリアランスをさらにプラスするというのが木工の常識らしいです。やはり初めてだとノウハウが足らないですね。デザイン的にも色々やってみたいことはあるので、気が向いたらまた作り直そうかと思います。

最後に、今回かかったコストをまとめてみようと思います。

コスト

合計:¥35490也 うひゃ~

もうちょっと節約するなら、SHOPBOTの使用はワークショップ中に行う。工作室の使用はその日購入した材料の加工は2時間まで無料となるので、ちょっとでも分けて購入するとかでしょうか。まあ初めてなので勉強代ということで、次からはもっと生産効率上げていきたいと思います。

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SHOPBOTで子供のプレイハウスを作ってみた②加工編

2019.9.5

前回からの続き。作成したCADデータ・CAMデータから実際の加工に入っていきます。

カインズLECT広島店

ワークショップ2日目

先に1階の資材売り場で3×6版の材料を購入してから2階の工作室に向かいます。今回購入したのは18mm厚のパイン集成材。12mmのシナ合板がいいかなと思ってたけど、意外と置いてなかったので奮発しました。合板と違ってスイバリ(方言)も立ちにくいしね。厚みはノギスで測ると18.5mmあったのでホゾは19mmで作図しました。

結構する! コレを4枚購入
Shop Bot Room

SHOPBOTには専用のソフトがインストールされている制御用のノートパソコンが用意されています。

こんな配置
操作画面
黄色いのが座標入力キーパッド
赤いのが現在の座標と状態表示
青いのがコマンド入力・コマンド確認ウインドウ

SHOPBOTまず最初にやること

最初に諸々のセッティングと設定をします。ビットは交換式になっており、最初はついていないので自分で装着します。下は稼働するヘッドの部分になります。先っぽにドリルが付いているのがわかりますでしょうか。あれで削っていきます。黒いブラシ上のスカートは削ったカスが撒き散らないようにするためで、水色のジャバラのホースが集塵機に繋がっており、加工中は常に吸い上げています。

ヘッド部分

ビットを固定したら、XYZ軸の基準を決めます。Z方向は捨て板の上に導電板を置いてから自動のコマンドで行いますが、XY方向は目視調整です。

インパクトは持ち込んだほうが良い

設定ができたら材料を固定します。加工中はかなりの力がかかるので、捨板にビスでしっかり固定します。

ここまでやってやっと加工が始まります。あとはCAMデータを読み込んで、集塵機をONにし、ビットの回転をONにしてスタートです。

18mm厚では3回に分けてちょっとずつ削っていきます
自動でCADの絵のままに描かれていきます
加工中は結構うるさいです
切削完了

動画だとこんな感じです

切削が完了したら固定したビスを外して次の材料を固定。次のパーツを切り出してる間に手加工で仕上げを行います。

切ったままでは削りカスが溜まっています
カスを除去したところ
タブがあんな感じにパーツを保持している

タブをカットして切り離さないといけません。幸いここの工作室では電動のジグソーが借りられるのでコレを使うと楽です。

ジグソー
ジグソーを入れにくいところは、こういう細身の手ノコでカット
パーツのみの形になりました

切り出してパーツのみの形になりました。最後に電動のサンダーやヤスリを用いいて小口のバリをとったり、角の面をとったりして仕上げます。

小口は自分で触って痛くなくなるまで整えます
ほぞ穴もバリをとって本来のサイズになるように調整

全てのパーツにこの加工を行います。自動加工と言っても手加工の部分も多いです。特に今回はほぞ穴が多かったので大変でした。ホゾを切り抜きではなく、彫込のポケットにしたほうが楽だったかもしれません。

次回いよいよ組み立てて完成です。

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SHOPBOTで子供のプレイハウスを作ってみた①準備編

2019.9.5

きっかけ

広島市は西区の商工センターにある大型商業施設「LECT」。こちらに入っているホームセンターのカインズは2Fに大きめの工作ルームがあります。購入した材料を無料で工具を借りて加工することが出来るのですが、その中に特殊な技能がないと使えない大型機械があります。レーザーカッターの方は何度かチャレンジしてみてある程度使えるようになりましたが、その横にもっと使われていなさそうな一番の大型機械があってずっと気になっていました。

カインズLECT広島店

それが「SHOPBOT」

これがSHOPBOTだ!

3x6版程度の合板をCADデータの入力で自動で切り出すことが出来るマシンというのは調べて知っており、いつか何か作ってみたいなぁと思っていました。

そしたら最近顔を出し始めた「ヒロシマBIMゼミ」というコミュニティでたまたま話してた設計事務所の人がこのSHOPBOTのワークショップをしてるというじゃありませんか。早速お願いしてワークショップに参加してみました。

[blogcard url=”http://www.cainz.co.jp/diy_style/workshop/hiroshima.html” ] カインズ広島LECT店のワークショップ情報は上のリンクから確認できます。

何を作るか?

ワークショップに参加する前に何を作りたいのかを考えます。木材を使用する、レーザーカッターで出来るものは意味がないのでもう少し大きいもの、家具程度のボリュームがある、けどあまり無駄にならないもの、と言うことで1週間ぐらい悩んでこんなものを作ることにしました。

子供用のプレイハウス

下記はSketchUpで描いたコンセプトモデルです。

これで家族にもプレゼン
よ~しパパSHOPBOT使っちゃうぞ~って

大きさは80cm角程度。各面のパネルは嵌め込み式にして、パネルの状態で持って帰り、家の中で組み立てるように考えました。下板と屋根のパネルを嵌め込めばバラけないようになっています。もっと大きいものを作ろうと思えば出来ますが、うちの小型車に載せられるパネルのサイズを考えるとこれが限界サイズ。ちなみに子供はまだ1歳なので広さは問題ないです。

一応建築的な意味もありまして、コンセプトは最小限のプライベート空間。家の中の家。「House in House」。同じような感じでデザインすれば、こども部屋、犬小屋、書斎、茶室等他の用途にも応用が効きそうです。必要に応じてバラして持ち運べる、組み替えられるといったところが面白いところ。デザインは小さい子が使うので、単純な形で角をとってアールをつけていった結果、なんともアイコニックな感じに。もっと建築っぽいデザインにも出来たんだけど、それはもう少し大きくなってからかなぁ。

ちなみに通常のワークショップでは子供用の丸イスを作れるようにデータを用意してもらえます。

ワークショップ1日目

ワークショップはCAD編とCAM編の2回に分けて申し込みました。

CADの使い方自体は仕事柄問題ありませんが、加工方法がわからなければ正確な線が引けません。なので基本的にはそのレクチャーになります。以下は大雑把な作図ルールです。

以上のことを考慮しながらDXFデータで保存します。DXFが使えるCADならJw-cadでもAutoCADでもいいのですが、今回は練習のためわざわざRhinocerosを使用しました。(Sketchupは曲線が多角形になるのでおすすめできません。)

Rhinoceros 二次元データ

ついでに三次元に起こしてから上手くハマるか干渉チェックします。さらにせっかく最新版のRhinoceros6を用意したので、いろんなパースペクティブ表示を試してみました。

通常のシェーディング表示
リアルなレンダリング表示
ver.6から追加されたアークティック表示
同じくver.6から追加されたレイトレース表示
時間をかけて計算するレンダリング出力

新しいアークティック表示がいい感じです。強力なグラフィックボードがあるならレイトレースも実用範囲かも。

DXFデータができたら(上のデータ作成は宿題)今度はそれを「VCarve」というCAMソフトに呼び込んで加工データを作成します。材料の種類と厚みを指定して、線の内側を削るのか外側を削るのか、その順番を指定していきます。また、加工中に部品がぶっ飛んで、怪我したり機械を壊したりしてはいけないので、各部品がバラバラにならないよう、プラモデルで言うところのランナーのような材料をちょっとだけ残してつなげる「タブ」という部分を設定します。

ここまでできて初めてSHOPBOTに触れます。実際の加工の様子は次の記事に続きます。

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使い捨て特殊スケールの制作

2019.7.14

本業の積算業務をしていると、たまに変なスケールになってる設計図面に出くわすことがあります。出来れば一般的な三角スケールにある縮尺で書いてほしいのですが、そういう図面に限って細かい寸法が書き込まれていなかったり。

そのために、下のような特殊スケールも用意しているんですが、 それにないようなものだった場合はいちいちPDF上で測定しないといけない。

VANCO 特殊スケール:1/100、1/200、1/250、1/500、1/300、1/600、1/800、1/400
紹介記事はこちら

ちょっと面倒なので、CADで思いつく限りの縮尺のメモリを作ってみました。

縮尺は20種類。
1/10、1/20、1/30、1/40 、 1/50 、 /1/60 、 1/70 、 1/80 、 1/90 、 1/100 、
1/150、1/200、1/250、1/300、1/400 、 1/500 、 /1/600 、 1/700 、 1/800 、 1/900

これがA4-1枚になってて、さらにそれの70.7%縮小と50%縮小の計3枚。

ちょっと丈夫な紙に印刷
一見五線譜っぽい
70.7%縮小って意外と便利
30㎝定規で必要なとこだけカットする
簡易スケールの完成!

データはAutoCADで作成したものをPDFにしております。

ダウンロードはこちらから

印刷するときは「印刷範囲に縮小する」のチェックを外し、A4のままで出力してください。
色んな図面を扱う積算の人が一番重宝するかと思います。是非ご活用ください。

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自作の世界一薄い財布 レビュー

2019.5.3

気に入ったデザインの財布が見つからなくて、どうやったら作れるかなと考えていたら世界一薄い財布になったのでとりあえずレビューです。

二つ折り財布

出来たものがこれ。
二つ折り財布です。財布と言っても札入れです。小銭入れ、カード等は入りません。

二つ折りの一万円札を重ねてみる

サイズはW86.5mm×D80.5mm×t3.2mm
1万円札を半分に折った時のサイズが80×76mmなのでほぼほぼぴったりです。

横から見るとその薄さが際立ちます。自分が調べた中では世界一薄い。

厚み3.2mm

開くとこんな感じ。
2枚のマグネットシートに建材の粘着シートを巻いているだけの単純な構造です。マグネットの磁力によりお札を挟みます。ちょっとした発明?w

真ん中の部分は粘着シートの粘着面に黒いマスキングテープを貼っています。

粘着シートを角まできれいに巻き込むのがそこそこ難しいです。

ゴム材のマグネットシートは適度な弾力性があり、革のような扱いやすさがあります。またそこそこ重みがある素材なので安っぽさも薄らぎます。

内側にお札を合わせるとこんな感じ。
一応10枚程度は問題なく挟めます。二つ折りなので実質20枚ですね。
千円札×4枚、5千円札×1枚、1万円札×5枚で¥59,000分です。
僕の普段使いには必要十分な収納力。

長財布

もっとお札を持ち運びたいとき、お札を折りたくないとき、スーツで出かけるときはこちら。
長財布タイプ。

サイズはW170.5mm×D83mm×t3.2mm

開くとこんな感じ。

構造は二つ折りと全く同じです。
お札を折らないので、単純に倍の枚数(20枚)はさめます。

小銭入れ

併せてこんなのも作ってみました。

あまり入らない!
平面寸法は二つ折りとほぼ同じ80.5×80.5mmですが、マチを付けているので厚みは6㎜程度。

まとめ

仕上げの粘着シートは手帳と揃えてます。
こんなことも手作りだからできることですね。

手帳のレビューはこちらから。

今後の課題として、お札の枚数が少ないときに開きにくいという不便さがあります。(なれるとコツがあるんですが)これを解消するために2つ折りを少しずらした方がいいのか、ひっかけを作った方がいいのか。いずれの場合もきれいなデザインが思いつかないので今のところ保留。第二弾ができたらお知らせします。

現物が見たい方は北村くんにお声掛け下さい。
ちなみに耐久性は大事に使って1年持たせたいなといったところ。
売るとしたら1個5000円。手帳と違って売れないほど手間がかかってしょうがないというわけではないです。

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自作の手帳 2019年版レビュー

2019.4.20

手帳って一番プライベートなものなのに、デザインはパーソナライズされていない。
既成品の手帳に納得の行くデザインのものがなくて、3年ほど前から手帳を自作するようにしています。
だいぶクオリティが上がってきたので、今年の作品をご紹介。

全体

外観

まずは外観から。今年の2019年が見えるほうが表面、名前が出ているのが裏面。
栞代わりに挟んでいるのは平型の特殊三角スケールです。

サイズは80mmx160mm。
バイブルサイズが近いけどこれしかない特殊なサイズ。
1:2なので開くと正方形になります。

表面
裏面

外側カバーの素材は建材です。建具や家具に貼る仕上剤で、塩ビ系の粘着シートになります。通称「ダイノック」と呼ばれているものですが、ダイノックシートではなくアイカ工業のオルティノシートを使用しています。

選んだのは石目調の一つ。建材なので柄によってはスケール感が合わないものもありますが、なかなかマットで不思議な質感を出しています。完全なフェイクですが、最近のシートはクオリティ高いですよ。

表の角はシートをカットして今年の年数を覗かせています。

めくるとこんな感じ。
0.3mmの透明なプラバンを挟んで、表紙としての強度をもたせています。

裏表紙も同じデザインで自分の名前を入れています。

こういうブランド名みたい。

背表紙はあえてシートを巻かないようにしています。
シートの反発力でここから接着が剥げていくのと、ちょうどいいからと言って市販品のようにペンでも刺してしまうと仕上げのシートが縦に割れていくので。
またこのやり方だと、どのページからでも180度に開いてものを書くことが出来ます。

といってもこれはこれでだいぶ傷んできました。
最初は背表紙巻いてたんですが、2月に表紙だけやり変えたので、後からやるとそこから破れやすいです。ただ手帳って1年もてばいいんですよね。もたなかったらまた補修すればいいだけのことです。

内部

中身のリフィルはCADでデザインして、自分で印刷しています。
用紙は「ほぼ日手帳」でも使用されている手帳用紙、トモエリバーを使用。
触り心地がよく薄くて丈夫で書きやすい&印刷もできる、なかなか優等生です。

表紙を1枚めくると、ざっくり年間予定がかけるようになっています。
ちなみに「2019」の文字が出るのはここ1箇所だけです。
字が汚いのはご了承下さい。

あとは月間スケジュールと週間スケジュールのみ。

余計な情報を一切排除したデザイン。
月は右上にアラビア数字のみ。
曜日の表記もない。土曜と日曜の日付の色でわかると思いますが月曜始まりです。
各日のマスは正方形のグリッドにしています。

フォントは「Century Gothic」を選択。
毎年フリーフォントとか探して入るんだけど、やっぱり標準フォントはクオリティが良いです。なにより飽きない。
ただ、好きなフォントを選ぶために今年からAutoCADでデータ作っています。
Jw-cadは使用できるフォントが少ないのが欠点です。

続いて週間ページ。
左半分で週間。右半分がメモ。このページから全体の寸法を決めています。
ここにも曜日の表記はありません。

週の初めの日だけ月の表記があります。
1日を4分割する点線が引かれていて、20mmの正方形のグリッドになっています。なんとなく午前中の始業前、仕事内容、午後の仕事内容、就業後の予定と1日を分けて考えるようにしています。

週の途中で月が変わる場合はその日にも月の表記が加わります。
ちなみに最後の行はその週のモデルスケジュールとか書き込めます。
その右側はその週のToDoリスト。

こだわりの方眼は4mm角がベスト。5mmだと間抜け、3mm以下は小さすぎる。
ちなみにこの点線、方眼の交差部が必ず十字にクロスするように、単線の集合になっています。

ここまで見て違和感を覚えた人はいるかな?
実はこのデザイン、まったく「余白」がないのです。
方眼が端から端までピッタリいって終わってる。
これ手作りじゃないと絶対できないデザインなんです。

既成品なら綴じ糸がある部分。全く挟んでいる様子がない。
完全なフラットに180°開く。

まるで縦の罫線だけで綴じてるような不思議な状態。

実は1ページに見えるこれ、2枚の用紙が表裏で糊付けされてるんですね。
各ページが全て糊付けされてるから綴じ代がいらないということ。
そう、12ヶ月+53週分、全て1枚1枚カッターで切って、1枚1枚スプレーのりで貼り付けています。
なので1冊制作するだけで1日仕事なんです。これも趣味じゃないと出来ません。

手帳用のお気に入りボールペン

この手帳にピッタリのボールペンがこれ。
PILOTのフリクションボール2 ビズ
2色使えるので赤字と組み合わせてわかりやすく情報を整理できます。
0.38mmの極細タイプで書き込みも問題なし。
もちろんフリクションなのでリスケも簡単です。

落ち着いたシルバーがビジネスシーンにもピッタリ。

実際のスケジュール。(当月になるともっと埋まります。)
ほぼ日手帳とか普通のトモエリバー用紙だと、フリクションのような水性ゲルインクでは若干透ける、もしくは裏写りする場合がありますが、これは2枚重ねになっているので、筆圧が強い僕でもあまり気にせずに書き込めます。
※字が汚いのはご了承下さい。

黒色の軸はただのブラックではなく、こちらのブルーブラックに交換しています。水性ゲルインクのなめらかな書き心地と併せて、ちょっとだけ万年筆っぽい雰囲気になります。

今後の課題

3年目の取り組みにしてデザインはそこそこいいクオリティになってきました。
あとは耐久性と生産性、技術的なクオリティを高めていきたいと思います。

現物が見たい方は北村くんにお声掛け下さい。大概持ち歩いています。
こんな手帳は作れないかという相談もお受けしております。※ただし制作費は時価です。

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100万円おじさんのポチ袋

2019.3.29

お小遣いとか、おひねりとかあげる時、普通のポチ袋だとそれだけで話題になることはないですよね。ちょっと面白いデザインを考えたので自作してみました。

CADでデザインしてプリントしたものをカット(いきなり)
「ほんの気持ち」
裏側には薄いプラバンを貼り付けて窓の補強
(スマホアクセサリーか何かのパッケージ)
千円札をこんな感じに折って
畳んで
入れると「はい100万円」

100万円おじさんのポチ袋の完成です。

前の会社にいたんですよね、何かと100万円って言ってくるおじさん。
うざかったのでちょっとだけギャグのレベルを上げてみました。(100円→1000円程度)
ちっちゃく出来るので財布に何個か忍ばせておけるのがメリットです。

ちなみに最近の子供はすぐに1000円札1枚であることを見抜くので、1億円とか500万円くらいじゃないと受け取ってももらえません。1億円出したときの「ほんの気持ち」には、僕の場合まだちょっとだけ「プラスα」が含まれています。

A4の型紙データはこちらからダウンロード出来ます
※複数枚は入らないのでご注意を。

夜のお店ではそこそこウケてくれると思う。お試しあれ。

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