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SHOPBOTで子供のプレイハウスを作ってみた

大型の木工用CNC「SHOPBOT」を使って子供のプレイハウスを作ってみたシリーズ。

"4件"の投稿があります

SHOPBOTで子供のプレイハウスを作ってみた④竣工写真編

2019.10.13

少し日が空いてしまいましたが、製作したプレイハウスを真面目に撮ってみました。竣工写真です。

正面入り口
覗いているのはメルちゃん人形
横から窓と煙突
片側の壁にはベンチ兼本棚を設置
屋根
パネルは基本的にはめ込み式
斜め面のはめ込み部分はこんな感じで平になっているので、
あっという間にこういうの置かれちゃう
煙突もはめ込み式
クリアランスが無いのを無理やり叩き込んでたら割れちゃったので、ここだけ釘使用
内観
煙突からはものが投げ入れられる
右のは電池式のセンサーライト
中は身長180cmの僕がギリギリ座れる広さ
床には既に落書きが・・・

製作記は以下のリンクからご欄下さい

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SHOPBOTで子供のプレイハウスを作ってみた③組立編

2019.9.5

前回からの続き。今回で組み立て、完成です。

何回も出てくるカインズLECT広島店 4回通ってた

仮組み

各パーツの仕上げをして、持って帰る前にカインズで仮組みをしました。

台車に載っけてます トレーラーハウス
結構大きくて目立ちます

実は思った以上にホゾがきつくて、全てのほぞ穴をヤスリでちょっとずつ広げて無理やり嵌め込むという作業に半日かかってました。

屋根は斜めなので壁のパーツはこんな感じにハマる
屋根の頂点はこんな感じで噛み合う
力任せに嵌め込んだら割れたパーツ
あとから釘で打ちます
片方の壁にはベンチ兼デスクを設置

あとは一度ばらしてから持って帰って自宅で組み直すだけなんですが、仮組みと言っても想定よりもガチガチにハマっているので、何とかバラさずに持って帰りたい。

そうだカインズで軽トラを借りよう → 持って帰る → マンションのEVに入らない → 夜中なのでハンマーは使えない → 腕力だけでなんとかバラす → カインズに軽トラを返す → カインズから自家用車で帰る → ホゾが硬すぎて組めない

というわけのわからない行動をしておりまして、結局次の日の夕方、仕事から帰ってからハンマーを使用することに。都合よく一番ハマりの悪い下のパーツが一部割れてしまいまして(使用上問題ない)何とか嵌め込むことができました。

据え付け(完成)

ということで据え付けしたらこんな感じになりました。何とか完成です。

ちょうどベビーサークルが一つの宅地みたいになってる
何度も出入りする娘
立ち上がっても平気な高さ

感想

不満なところはあるけれど、思った以上の完成度に家族の受けもいいです。娘本人も結構気に入ってくれたみたいで何よりです。コレが2~3日、一人だけで出来てしまうというのは、あらためて考えるとすごいことですね。また一つできることが増えました。

改善点としてはホゾの設計です。彫り込みより切り抜きの方が機械の加工時間が短いかと思って切り抜きにしたんですが、切り抜きも何回かに分けて削り込んでいくことを思うと、彫込でも時間は同じなような気がします。彫り込みでホゾを作ると、タブがホゾの中にできないのでそれだけ手加工も少なくなるし、タブの後処理が悪くてホゾが狭くなってるということもなかったように思います。同じ材料なら今回18mm厚(実測18.5mm)で19mmのほぞ穴としていましたが、20mmでも良かったように思います。また、今回のように80cmぐらいの長辺にホゾが連続して並ぶ場合は、その長辺方向のクリアランスをさらにプラスするというのが木工の常識らしいです。やはり初めてだとノウハウが足らないですね。デザイン的にも色々やってみたいことはあるので、気が向いたらまた作り直そうかと思います。

最後に、今回かかったコストをまとめてみようと思います。

コスト

合計:¥35490也 うひゃ~

もうちょっと節約するなら、SHOPBOTの使用はワークショップ中に行う。工作室の使用はその日購入した材料の加工は2時間まで無料となるので、ちょっとでも分けて購入するとかでしょうか。まあ初めてなので勉強代ということで、次からはもっと生産効率上げていきたいと思います。

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SHOPBOTで子供のプレイハウスを作ってみた②加工編

2019.9.5

前回からの続き。作成したCADデータ・CAMデータから実際の加工に入っていきます。

カインズLECT広島店

ワークショップ2日目

先に1階の資材売り場で3×6版の材料を購入してから2階の工作室に向かいます。今回購入したのは18mm厚のパイン集成材。12mmのシナ合板がいいかなと思ってたけど、意外と置いてなかったので奮発しました。合板と違ってスイバリ(方言)も立ちにくいしね。厚みはノギスで測ると18.5mmあったのでホゾは19mmで作図しました。

結構する! コレを4枚購入
Shop Bot Room

SHOPBOTには専用のソフトがインストールされている制御用のノートパソコンが用意されています。

こんな配置
操作画面
黄色いのが座標入力キーパッド
赤いのが現在の座標と状態表示
青いのがコマンド入力・コマンド確認ウインドウ

SHOPBOTまず最初にやること

最初に諸々のセッティングと設定をします。ビットは交換式になっており、最初はついていないので自分で装着します。下は稼働するヘッドの部分になります。先っぽにドリルが付いているのがわかりますでしょうか。あれで削っていきます。黒いブラシ上のスカートは削ったカスが撒き散らないようにするためで、水色のジャバラのホースが集塵機に繋がっており、加工中は常に吸い上げています。

ヘッド部分

ビットを固定したら、XYZ軸の基準を決めます。Z方向は捨て板の上に導電板を置いてから自動のコマンドで行いますが、XY方向は目視調整です。

インパクトは持ち込んだほうが良い

設定ができたら材料を固定します。加工中はかなりの力がかかるので、捨板にビスでしっかり固定します。

ここまでやってやっと加工が始まります。あとはCAMデータを読み込んで、集塵機をONにし、ビットの回転をONにしてスタートです。

18mm厚では3回に分けてちょっとずつ削っていきます
自動でCADの絵のままに描かれていきます
加工中は結構うるさいです
切削完了

動画だとこんな感じです

切削が完了したら固定したビスを外して次の材料を固定。次のパーツを切り出してる間に手加工で仕上げを行います。

切ったままでは削りカスが溜まっています
カスを除去したところ
タブがあんな感じにパーツを保持している

タブをカットして切り離さないといけません。幸いここの工作室では電動のジグソーが借りられるのでコレを使うと楽です。

ジグソー
ジグソーを入れにくいところは、こういう細身の手ノコでカット
パーツのみの形になりました

切り出してパーツのみの形になりました。最後に電動のサンダーやヤスリを用いいて小口のバリをとったり、角の面をとったりして仕上げます。

小口は自分で触って痛くなくなるまで整えます
ほぞ穴もバリをとって本来のサイズになるように調整

全てのパーツにこの加工を行います。自動加工と言っても手加工の部分も多いです。特に今回はほぞ穴が多かったので大変でした。ホゾを切り抜きではなく、彫込のポケットにしたほうが楽だったかもしれません。

次回いよいよ組み立てて完成です。

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SHOPBOTで子供のプレイハウスを作ってみた①準備編

2019.9.5

きっかけ

広島市は西区の商工センターにある大型商業施設「LECT」。こちらに入っているホームセンターのカインズは2Fに大きめの工作ルームがあります。購入した材料を無料で工具を借りて加工することが出来るのですが、その中に特殊な技能がないと使えない大型機械があります。レーザーカッターの方は何度かチャレンジしてみてある程度使えるようになりましたが、その横にもっと使われていなさそうな一番の大型機械があってずっと気になっていました。

カインズLECT広島店

それが「SHOPBOT」

これがSHOPBOTだ!

3x6版程度の合板をCADデータの入力で自動で切り出すことが出来るマシンというのは調べて知っており、いつか何か作ってみたいなぁと思っていました。

そしたら最近顔を出し始めた「ヒロシマBIMゼミ」というコミュニティでたまたま話してた設計事務所の人がこのSHOPBOTのワークショップをしてるというじゃありませんか。早速お願いしてワークショップに参加してみました。

[blogcard url=”http://www.cainz.co.jp/diy_style/workshop/hiroshima.html” ] カインズ広島LECT店のワークショップ情報は上のリンクから確認できます。

何を作るか?

ワークショップに参加する前に何を作りたいのかを考えます。木材を使用する、レーザーカッターで出来るものは意味がないのでもう少し大きいもの、家具程度のボリュームがある、けどあまり無駄にならないもの、と言うことで1週間ぐらい悩んでこんなものを作ることにしました。

子供用のプレイハウス

下記はSketchUpで描いたコンセプトモデルです。

これで家族にもプレゼン
よ~しパパSHOPBOT使っちゃうぞ~って

大きさは80cm角程度。各面のパネルは嵌め込み式にして、パネルの状態で持って帰り、家の中で組み立てるように考えました。下板と屋根のパネルを嵌め込めばバラけないようになっています。もっと大きいものを作ろうと思えば出来ますが、うちの小型車に載せられるパネルのサイズを考えるとこれが限界サイズ。ちなみに子供はまだ1歳なので広さは問題ないです。

一応建築的な意味もありまして、コンセプトは最小限のプライベート空間。家の中の家。「House in House」。同じような感じでデザインすれば、こども部屋、犬小屋、書斎、茶室等他の用途にも応用が効きそうです。必要に応じてバラして持ち運べる、組み替えられるといったところが面白いところ。デザインは小さい子が使うので、単純な形で角をとってアールをつけていった結果、なんともアイコニックな感じに。もっと建築っぽいデザインにも出来たんだけど、それはもう少し大きくなってからかなぁ。

ちなみに通常のワークショップでは子供用の丸イスを作れるようにデータを用意してもらえます。

ワークショップ1日目

ワークショップはCAD編とCAM編の2回に分けて申し込みました。

CADの使い方自体は仕事柄問題ありませんが、加工方法がわからなければ正確な線が引けません。なので基本的にはそのレクチャーになります。以下は大雑把な作図ルールです。

以上のことを考慮しながらDXFデータで保存します。DXFが使えるCADならJw-cadでもAutoCADでもいいのですが、今回は練習のためわざわざRhinocerosを使用しました。(Sketchupは曲線が多角形になるのでおすすめできません。)

Rhinoceros 二次元データ

ついでに三次元に起こしてから上手くハマるか干渉チェックします。さらにせっかく最新版のRhinoceros6を用意したので、いろんなパースペクティブ表示を試してみました。

通常のシェーディング表示
リアルなレンダリング表示
ver.6から追加されたアークティック表示
同じくver.6から追加されたレイトレース表示
時間をかけて計算するレンダリング出力

新しいアークティック表示がいい感じです。強力なグラフィックボードがあるならレイトレースも実用範囲かも。

DXFデータができたら(上のデータ作成は宿題)今度はそれを「VCarve」というCAMソフトに呼び込んで加工データを作成します。材料の種類と厚みを指定して、線の内側を削るのか外側を削るのか、その順番を指定していきます。また、加工中に部品がぶっ飛んで、怪我したり機械を壊したりしてはいけないので、各部品がバラバラにならないよう、プラモデルで言うところのランナーのような材料をちょっとだけ残してつなげる「タブ」という部分を設定します。

ここまでできて初めてSHOPBOTに触れます。実際の加工の様子は次の記事に続きます。

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