KITAMULABO

Ver:3.0

30代子育て世代の建築系サラリーマンによる苦悩と挑戦の日々

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木造技術講習会「曳家」レポート

2019.3.24

3/23(土)事務所協会主催の木造技術講習会「曳家」に行ってまいりましたのでレポートです。普通のゼネコン勤めだとなかなか触れることのない技術で、古民家再生専門の方でも詳しい技術を勉強する機会は少ないのではないでしょうか。曳家、面白いよ曳家。

袋町の 合人社ウェンディひと・まちプラザ で行われました。

高知出身、現在数少ない大工系曳家の岡本さんを講師に、
主に「沈下修正」のお話と「曳家技術」の2段構成でした。

講師の岡本さん。「曳家岡本」の代表
ホワイトボードは代表的な建物の沈下修正工法一覧

沈下修正

地盤が沈下したりして傾いた建物を水平に戻す工事です。工法の種類は上の通り。各工法のメリット・デメリット、おおよその費用を教えていただきました。

沈下修正方法の一つ「アンダーピニング工法」

アンダーピニング工法は支持層まで直接鋼管を打っていく工事です。一番確実そうに見えますが、支持層が深いと真っ直ぐ入っているかは怪しいかもしれません。

曳家技術による土台揚げ

曳家の岡本さんは上屋を土台ごと持ち上げて基礎天端レベルを修正して戻します。全ての作業が目に見える地上で行われる、成果が目に見えるというのがメリットです。

曳家技術

土台ごと持ち上げる「下腰工法」と土台から上を持ち上げる「上腰工法」の2種類があります。最近の一般的な木造住宅は「下腰工法」、古民家や社寺等は石場建てが多いので「上腰工法」となります。

曳家工法の一つ、「下腰工法」は土台ごと持ち上げる
鉄骨用の開口は最後にきれいに復旧します。
回転もできる!

実際に建物が走るレールは、岡本さんが使用するものは比較的細いもの。その分本数と手間を多くして建物の破損・歪みを最小限に抑えます。古民家などの古い建物の場合は、建物のゆがみを強制したらそれが戻らないような軸組みの補強も含めた工事となります。

逆に重量建築の曳家はレールが鉄道用になります。
場内運搬と設置に重機と作業スペースが必要です。

感想

進行で「よしの塾」の吉野さん、宮大工の須賀棟梁も含めディスカッション

ここでは内容をめちゃくちゃ端折ってますが、岡本さんの話は非常に情報量が多かったです。なんとなくのイメージだった「曳家」を詳しく知ることができました。ありがとうございました。

最後に曳家岡本さんのホームページ、フェイスブックはこちら。

[blogcard url=”https://www.hikiyaokamoto.com/”] [blogcard url=”https://www.facebook.com/hikiyaokamoto/”]
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仕事用PC(デスクトップ)の買い方・選び方

2019.3.23

パソコンの買い方ってどこで何を買ったらいいのか悩ましいですよね。そんな皆様のお悩みを自作PC歴15年の僕が解決します。

どこで買ったらいいのか?

まずここからです。パソコンってどこに行ったら売ってるのか。家電量販店はあまりおすすめできません。家庭用モデルが多い、新モデルの更新が遅い、店員さんが詳しくない場合がある、そんなに安くない等々。僕がそんなに詳しくない方にもとりあえずオススメする方法はネット通販。DELL(デル)かHP(ヒューレット・パッカード)です。サポートや信頼性はどちらも同じくらいだと思いますが、HPの方が若干サイトがわかりやすいです。今回はHPのサイトを例にちょうどいいPCを選んでみます。

想定される用途

基本的に1日中PCを使用する。
Office系のソフトは当たり前に使用する Word、Excel、PowerPoint等
建築CADはJw-cad、AutoCAD等2次元CADがメイン
たまにパースとかで3Dモデリングも扱う SketchUp等

個人の設計事務所とかこんな感じの用途は多いのではないでしょうか?
ちなみに積算業務となると、もちろん使用しているソフトによりますが、最近のものでは躯体のイメージを出力したり何かしらの3D機能がついていることが多いので、同じような用途に当てはまるかと思います。また、やたらとExcelをよく使う場合も(内訳書が千行以上のExcelファイルになっている場合とか)、スクロールするだけで意外とグラフィック性能を求められたりするので、この場合も当てはまります。

全く3Dを扱わない、事務職系やJw-cad施工図専門の人はグラフィック性能を削ればいいです。逆に常に3次元CADやBIMをメインに仕事している方、日常的に大型物件、商業施設を扱ってる方はもっと上のクラスが必要です。この辺りの応用も後述します。

どのシリーズがいいのか?

とりあえずHPのサイトに行ってみます。

[blogcard url=https://www8.hp.com/jp/ja/home.html]

デスクトップを選択しますが、その中の「法人向けモデル」がお勧めです。
法人モデルは余計なソフトがインストールされていないこと。派手なデザインでないことから仕事用にぴったりです。またカスタムを細かく指定できることもメリットです。

上部のメニューから「デスクトップ」→「法人のお客様」を選択。
法人モデルは法人でなくても購入可能です。(DELLや他のサイトもだいたい同じです。)
業種形態を入力する欄がある場合は「個人事業主」を選択します。

「タイプから探す」の中から「タワー」をクリック。省スペースモデルやディスプレイ一体型はできるだけ避けましょう。小さい箱になると拡張性が乏しく、後述の「グラフィックカード(ボード)」が物理的に追加できない場合があります。また、ディスプレイ一体型や超小型タイプは使われている部品がノートPC等に用いられる省電力タイプのものになるので、非力で割高です。

HP EliteDesk 800 G4 TW とうモデルが出てきました。「製品詳細はこちら」へ進みます。

製品詳細のページです。モデルの特徴とか書かれていますが、「価格・モデル一覧はこちら」をクリック。

するとダイレクトモデルの一部が一覧で表示されます。
ここでスペック(仕様)の比較表が出てきていますので、ポイントと用語を解説します。

スペックの見方・選び方

左から2モデルの拡大画像です。

OS:基本ソフトです。Macじゃないといけない方はUターンしてMacストアへ。Windows10(64bit)は必須です。7はサポートが終了します。Microsoftは10以降は新しいOS(11とか12とか)は出す予定がないので長持ちしますよ。()内32bitバージョンだとメモリが4GBまでしか使えないので注意です。あとは「Home」か「Pro」かの違いですが、一般的な使い方であれば「Home」で問題ないです。「Pro」を生かすにはマニアックな知識が必要で、それがどうしても必要な場面もなかなか少ないです。数千円違ってくるので「Home」にしましょう。

CPU:パソコンの計算をする頭脳のパーツです。インテルはメーカー名、Core i5-8500がモデル名です。(3.0GHz)は実際の性能数値を表します。一般的にi3<i5<i7と性能がよくなりますが、大事なのは後の4桁の数字。8000番台は8世代目のモデルを表します。Core i○シリーズになって10年近くたち、ほぼ毎年新しいモデルになっているので、世代が古いと例えi7でも性能が逆転したりします。2019年春の最新は9世代目の9000番台が出ていますが、全てのラインナップが揃いきっていないことや出たばっかりで、その構成が選択できない場合があります。今のところ8世代であれば問題はないですが、よく見ないと6世代ぐらいまでは選択に上がってたりしますので注意です。業務用でストレスのない仕事を求める場合はi5以上を選んでください。細かいことを言うとi5の中でもいろんなモデルがありますが、そこまでは気にしなくてもとりあえず大丈夫なレベルです。

メモリ:CPUが計算をするのに一時的に保存しておく場所で、これが多い程大きいファイルがスムーズに扱えます。最低8GB、ちょっとした開発をするなら16GBが標準です。

グラフィックス:モニターに表示する計算をするチップだったり、その拡張ボードです。2次元しか扱わない、簡単な事務処理だけなら(プロセッサー内臓)モデルでいいです。これはCPUでグラフィック処理の計算をします。が、ちょっとした3次元モデルを扱う場合は専用の拡張カードが必要です。Excelデータも膨大になるとこの性能が高い方が動きが速いです。右側AMDというメーカーのRadeon R7 430FH 2GB というパーツがありますが、NvidiaというメーカーのGeforceGTXモデルの方がお勧めです。モデルと処理能力によりピンキリのお値段になりますが、最低GeforceGTX1050以上をお勧めします。

ストレージ:保存するパーツです。HDDは昔ながらのハードディスクドライブですが、現在SSD(ソリッドステートディスク)というメモリベースのパーツが速くてだいぶ安くなってきています。これはHDDと比べて数倍、数十倍速度が速いので、違いが体感できるスピードです。SSDにもいろんな種類がありますが、一番速い規格はM2スロット・PCI-E接続というもの。予算に応じて必要な容量を選びます。256GB程度の場合、写真やCADデータは別に保存しないといけないかもしれません。512GBはとりあえずそれだけでも賄えます。不安なばあいは大容量のHDDと組み合わせることもできます。

オプティカル:CDとかDVDを光学ドライブといいます。今はソフトのインストールもダウンロードが多いので、めっきり使用頻度は減っていますが、たまにDVDでデータを下さいと言われることもあったりとか・・・。

チップセットやインターフェイスはマニアックなのであまり意識しなくてもいいです。

ということで、左のモデルの「構成を確認・変更」をくりっくしてカスタムしていきます。

必要な構成にカスタムする

この辺りは変更なしでいいです。
オフィスソフトを一緒にという方も多いかもしれませんが、
定額払いのサブスクリプション契約がお勧めです。
メモリを16GBに、ストレージを256GB SSDへ変更
大きいファイルを大量に扱う場合は全く足りません。その場合はHDDを追加します。
とりあえずこのままですが、DVDの書き込みが必要な場合は+¥2000です。
デジカメデータを取り込みたい場合はSDメディアカードリーダーも必要です。
いいのがないので選択していません。
モニターの性能は物理的な大きさ(インチ)と解像度が主です。
CADをするなら27インチのWQHD(2560×1440px)
もしくは 32インチの4K(3640×2160px)がお勧めです。

モニターはHPだとコレぐらいです。HPにこだわらなければもっと安いのもあります。[blogcard url=http://jp.ext.hp.com/monitors/business/z_z27n_g2/]

NVIDIA Geforce GTX 1060 FH 3GBを選択(CPUより高い)
標準で有線キーボードとマウスがついてきます。こだわるなら別メーカーのものがお勧め。

最終的な構成・仕様表

合計金額

これまでのカスタムでこんな感じ。そこそこするでしょう。もうちょっと安く買えないかなという場合はこういうショップもお勧めです。

パソコン専門ショップで買う

[blogcard url=https://www.dospara.co.jp/]

餅は餅屋。パソコン専門ショップは主にパーツ単位で販売するお店ですが、ショップがオリジナルブランドで組み立てる完成品もあります。上の「ドスパラ」は広島にも実店舗がありますので、オンラインショップで検討後、実際に店員さんに相談して買うということもできます。オンラインショップで先程のものとほとんど同じ構成のものを探しました。

法人モデルではちょうどいいのが選択できなかったので、一般向けシリーズです。違うのはHDDが1TBついてくるのと、グラフィックが一つ上のクラスになります。これで合計はちょっと安い。ただし、筐体のデザインはちょっとダサいです。

これもお勧めの買い方です。

とにかく高性能なのがいい!という場合は

ここまで結構一般的なモデルを考えてきましたが、もっと高性能のマシンを極めたい趣味の方、今期は儲けが多かったから余計に突っ込みたい方、本格的にBIMに移行するという方は全く性能の違うクラスのパソコンがあります。それが「ワークステーション」と呼ばれるもの。

[blogcard url=http://jp.ext.hp.com/workstations/z8g4/]

HPだとこんな感じ。
使用されているCPUやメモリ、グラフィックも全てシリーズが違い、性能と信頼性が全く違います。値段もあっという間に100万を超えてくるもので、この辺りになると車を買ってる感覚です。

まとめ

パソコンは膨大な種類があって購入方法もいろいろなやり方があります。一つ言えるのは詳しくなればなるほど便利にお得に、そして早く仕事ができるようになること。

ご相談頂ければ色々とアドバイス、ご協力させていただきます。

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松崎幼稚園遊戯室棟リファイニング工事 完成見学会レポート

2019.3.11

去る3/6(水)山口は防府市まで青木茂先生によるリファイニング工事の完成見学会に行って参りました。

場所はこちら。防府駅までは広島からだと新幹線で新山口駅まで行ってから、在来線で15分程折り返すようになります。駅からは1km程歩いた所が計画地です。

今回の計画は幼稚園の遊戯室棟のリファイニングになります。

外観

当日は雨で面倒だったので、ちゃんとしたカメラではなくスマホでの撮影です。昨年末に手に入れた「HUAWEI Mate 20 Pro」でライカのトリプルレンズがついており、広角側は16mmでの撮影が可能です。
ちょっと早めに着いたので、案内の前に外観を確認します。

前面道路から メインのガラスファサード部分は鉄骨造っぽい
けど右側にあるのは木造?
植栽は道路とシームレスにつながってます
あれ?木造・瓦屋根の棟が板金の棟へくっついてる?
開口部周りのデティールは非常にシンプル
園内側へ回りました。あれ?中に蔵がある。
建物入り口 靴脱場は外部の犬走りにあります。
ひさしは内樋になっており、竪樋はなく可愛いパイプから垂れ流しです。
外壁板金の仕上がり、端部の納め、非常にきれいな仕事をされています。
渡り廊下も樋無しでした。

内観


中に入ると模型がありました。
2棟に見えたけど、元々1棟だったものの半分だけ覆いを被せたの ?
青木茂先生登場!からの趣旨説明、担当スタッフさんによるプレゼン。
担当スタッフさんは実はここの園長先生の息子さんだとか。
配布のパンフレットより 平面図Before&After
わかりやすい資料!やっぱりそういうことらしいです。
半分は遊技場として新築・半分は調理室として耐震改修。
遊戯室棟内の既存建物は遊具という扱いで建築物では無くなってるそうです。
蔵はそのまま残ってます
蔵の中はいい感じの部屋に。2階は倉庫になっています。
室内の既存軸組は垂れ壁だけで持つように構造計算されています
畳スペースを1室作っています
いい感じの軸組です。床下はもちろん地中梁がありますし、湿気対策に全面土間になっています。
既存の建物は根太まで解体しますが、大引や束を全て避けながらの土工事、基礎工事なります。
お疲れ様です。
一部土壁も残しています。が触れるところにはアクリル板が張られています。
垂れ壁の残し具合が絶妙。あくまで構造計算を優先して意匠ありきではないようです。
食堂としても使われるので、隣の調理室が見えるようになっています。
屋根裏部分は本当はもっと暗いですが、HDR機能をONにして撮影しています。
青木先生自身は当初この木軸を鉄骨から完全に吊るしたかったそうです。ナニソレ
一番上にあるのはスプリンクラー。
これを設置することで既存建物を建物じゃない扱いにしてもらってるらしいです。
質問タイム
こういった改修工事の予算組を設計事務所としてどのように考えるか?という質問に、
古い木造は床から1mの範囲を中心に調査する、床下の土台がしっかりしていればあまり改修コストはかからない、ここの状態のレベルを見極めることで全体の改修・補修レベルを決める、ということだそうです。青木先生、かなり気さくな方で色々なことを熱心にお話してくれました。

感想

非常に楽しい建築、空間構成で、雨の中行ったかいがありました。建物を建物でなくすることで使い続けるという発想は、リファイニングの新しいアプローチと言えるのではないでしょうか。

おまけ

対面の体育館も青木先生が4年前に手がけた新築です。
水平に伸びるプロポーションがかっこいい。
角にジャングルジムがありますが、これが屋根を支える構造にもなっており、
屋根上のバルコニーへ上がるはしごにもなっています。
外壁の木板張り
内部より
体育館側から見るプロポーションが一番綺麗です。
こちら側の硝子は最終的にグリーンカーテンを育てる計画だとか。

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長門市本庁舎建設工事 構造見学会レポート

2019.3.11

去る2/23(土)に友人と車を飛ばして山口は長門市まで見学会に行ってまいりましたのでレポートです。

長門市の市庁舎を新築する工事で、中国地方初の耐火木造+RC造の混構造による大型公共建築物(5階建)になります。その躯体が完成したので、最近はやりの大型耐火木造ということもあり前々から楽しみにして行ってまいりました。

主催は「日本木造耐火建築協会」になります。

場所は上の現在の市庁舎のすぐ南の敷地になります。広島から高速を使って片道3時間弱のドライブです。

序章

受付を済ませたらまずは講演です。隣の公民館で長門市長のあいさつに始まり、設計事務所(東畑建築事務所)による設計説明、耐火木造の構造材を製造するシェルターさんによる木材利用の話になります。

大盛況!
スライド遠い!

2時間近く淡々と説明聞くのは正直つらい・・・こっちは5時起きなのに(知らんがな)テキスト欲しかったです。半分ぐらい寝てしまいました。(ごめんなさい) いよいよ現場へ。

現場見学

熊谷組さんと安藤建設さんのJVです。安全看板・整理整頓ヨシ。
横には大型のクローラークレーンが待機。あれで構造材吊り上げてるみたい。
内部 柱でかい!梁でかい!これでも結構小さくなるように設計してるらしい。
(広角10㎜の変態レンズであることはご留意ください)
スラブはRCなのであまり“木”って感じはしない
近づくとこんな感じ。梁の丸ポチはボルト位置。後で木のキャップで埋められる。
梁は長辺方向にしか出てこない、ように設計したとのこと。

感想

施工中のパネル展示とかも見て30分程度で見学終了。チラシでは5層吹抜のパースが出ていますが、建物規模としても実際はもう少しこじんまりしています。免震構造にするため想像以上にRC部分の割合が多かったのと、上下RCのスラブで挟まれているため、あまり木っぽい感じがしなかったのが残念。木調の仕上げをまとえばもう少し面白い空間になるかもです。
あと完成時はエントランスに木造の別棟がくっつくそうです。

細かい設計内容ちゃんと解説したいんだけど、講演内容の資料を送りますと言われてまだ来ない・・・間違いがあってもいけないのでとりあえず保留です。

これからどんどん増えていくであろう木造の大型建築。最新技術を見て触れたのは良かったです。今のところ、木で建てた!というだけで宣伝になる感じですが、もっとデザインとか、空間の在り方については色んな手段の検討の必要があるかなと思います。

おまけ

長門の昼食

イカと
ウニ丼と

それから私。みんな違ってみんないい。‐金子みすゞ
と言ったかどうかは知りませんが長門市は金子みすゞ生誕の地です。海鮮がおいしいですが観光地価格の田舎接客です。

港のセンザキッチンでお土産探し。
併設の長門おもちゃ美術館がちょっと面白い
子供と行ったら楽しそう。お土産に木のおもちゃ買って帰りました。

市庁舎完成したらまた見に行こう。多分行くと思う。行くんじゃないかな。まちょっと覚悟はしておけ。

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簡単に自分でホームページを作る方法

2019.3.10

SNSがこれだけ普及している中でも、しっかりとした情報発信をするにはやはり専用サイトが必要です。ここではあまりお金も時間も掛けられないけど、お手軽に自身のサイトを構築したい方向けに(独立したての個人設計事務所とか)、このサイトを例にとって解説していきます。

必要な作業は主に3つのSTEPなります。(費用が掛かるポイント)

1.サーバーを契約する(レンタルする)
2.ドメインを取得する
3.WordPressをインストールしてテーマを決める(購入する)

サーバーは実際にホームページの記事や画像を保管する場所で、そこに皆が見に来るようになります。建築で言うと敷地です。
ドメインはWEB上のアドレスになります。建築で言うと住所です。
WordPressは専門的な知識が無くても簡単にホームページを構築・管理・運営出来るシステムで、サーバー上で動くプログラムになります。建築で言うとテナントビルです。テーマはWordPress上のデザインでテナントの内装にあたります。

1.レンタルサーバーを契約する

まずサーバーという場所がないと見てもらえません。インターネットってそういう仕組みです。
サーバー自体はネットワーク性能に特化した、高性能なパソコンです。それを24時間年中無休で動かさないといけないので専門業者からレンタルします。レンタルサーバーといってもクリクラ(これはウォーターサーバー)みたいにマシンを借りて家に置いておくわけではないです。ネットからアクセスして必要な容量分を間借りするイメージです。また、よっぽど大掛かりなサイトでない限りは、1台のサーバーマシンをいくつかのホームページで共有して使用するやり方になります。

レンタルサーバー」と検索するといろいろな会社のホームページが出てきます。比較検討するポイントは信頼性容量、そして機能です。まずは信頼性。稼働率が高く(めったに止まらない)、速度が安定していて、サポートがいいところがいいです。これは口コミなどを参考にします。容量はディスク容量がどれだけ使えるかになります。同じ会社ならこのディスク容量によってプランが何種類かありお値段が変わってきます。機能は自分が使いたいソフト、プログラムが動作するかというところ。とりあえず「WordPress」が使えます、と書いてあれば問題はないです。自動インストール機能があれば尚好し。他はサーバーのハードウェアの仕様(CPUやメモリ容量とか)が明確に提示されているものが自分としては信頼性があります。

ということで今回このサイトで選んだのは「Xserver」です。

業界ではそこそこ長くやってる業者で信頼性の評価も高いです。僕も何度か利用しています。最近はストレージがSSDで高速環境を構築しているそうです。
もちろんWordPressにも対応していますし、自動インストール機能もついています。他に無料でSSLがついてくるのものメリットです。(ざっくり言うとサーバーとのデータのやり取りを暗号化してセキュリティ性を高める技術です。最近のブラウザではこの通信を行わないホームページに、安全でないサイトの表示がつくようになりました。)

その中で僕が選んだプランは「X10
 ディスク容量:200GB
 初期費用:¥3,000+tax
 月額費用:¥900+tax

一番安いプランになりますが、Xserverはディスク容量以外の機能はほとんど同じなので、とりあえず始めるなら必要十分な感じです。(マルチドメインやサブドメイン、メールアカウントも無制限に作成できます。SSLも無料で設定できます。)

まずはこれで場所を用意することができました。
次にホームページにアクセスするためのアドレスを設定します。

2.ドメインを取得する

ドメインとはホームページにアクセスするためのアドレスです。
~.jpとか~.comとか、メールの@マーク以降も同じです。これが短くてわかりやすいほどアクセスしやすい、集客率の高いホームページと言えます。一応サーバーをレンタルするときに初めからついてくるドメインがありますが、長ったらしくてわかりにくいものなので、ドメインだけ別に取得することをお勧めします。

ドメインは早いもの勝ち。個人だろうが企業だろうが政府だろうが、開いてる文字列を先に申し込んだ人が使用できます。費用は販売サイトによって違うのがですが、「.com」なら年間1000円から2000円「.jp」なら年間3000円ぐらいになります。この最後の部分も最近やたら増えてきてて、色んなドメインが選べるのが実情です。例:建設業向け「.construction」建築設計事務所向け「.archi」専門家向け「.pro」などなど 「.site」「.xyz」とかは数百円で買えるところもあります。珍しいタイプで個性を出すか、一般的なもので分かりやすさをを売りにするか悩めるところです。

ではどこで購入すればいいのかですが、実はレンタルサーバー会社がついでにやってたりすることもあり、その場合はそれぞれ別会社で契約するよりお得です。先のXserverではサーバー契約の際は上記の年間費用がずっと無料で使えます。ただし、選べるドメインの種類が少ないです。自分が思いつく文字列がすぐにでも空いているようだったら一緒の場合の方が設定も楽です。

もうちょっとマイナーなドメインも併せて検索したい、複数ドメインを管理したいとなると、専用の会社がいいでしょう。とりあえず扱ってる種類が多くて検索でも上位の方に出てくるのが「お名前.com」です。管理画面の扱いや案内メールの多さはあまりオススメ出来ませんが、ドメインの種類の多さは一番です。

僕はすでにこの会社で何個かドメインを取得しているのですが、今回は「バックオーダー」という形で取得しました。これは一応今の段階では誰かがその文字列のドメインをとっているんだけど、そろそろ期限も近いのに更新手続きがされてないドメインに対して、先に予約をしておけば優先的に取引ができるというものです。バックオーダーが複数だった場合オークションになります。今回は僕の他にもう一人申し込みがあったので、緊張してオークションに臨んだところ、相手が全く競ってこなかったのであっけなく取得できた感じです。
取れたドメインは 「ktmr.jp」北村のローマ字読みの子音だけの短縮です。
kitamura.jp」はカメラのキタムラさんになるんですが、長いので僕の方が使いやすいですw
ちなみに下の名前は圭なので、メルアドは「k@ktmr.conohawing.com」。もはや美しさすら覚えるシンプルさです。家族メールとしても使える一生ものです。

こんな取引ができるのも専門業者の強みです。ちなみに お名前.comでもレンタルサーバーをやってたりしますが、あんまり評判は良くない模様。値段は常識的だと思うんですが、サーバーのマシンスペックがすんなり出てこないのが僕としては信頼性低いです。やっぱり餅は餅屋。サーバーはサーバー屋。ドメインはドメイン屋です。

ドメインは安易にとらずに悩んで決めた方がいいと思います。別に空いていれば何個抑えてもいいのですが、それだけ費用が掛かりますし、いったんサイトを開いたら変更する作業は大したことはなくても周知・宣伝が面倒です。 僕もいい文字列を思いつくだけで1か月ぐらいかかってます。今回はバックオーダーだったので時間も手間もちょっとかかってしまいましたが、通常は文字列が空いていれば取得そのものは一瞬です。しっかり悩みましょう。

取得できればサーバー側でそのドメインを利用できるように設定します。

[blogcard url=”https://mw-s.jp/onamae-com-xserver/”]

こういうサイトを参考にします。
完了したら実際にホームページを作成していきましょう。

3.WordPressをインストールしてテーマを決める

「WordPress」はブログベースのCMS(コントロール・マネージメント・システム)です。ホームページは基本的にはHTML言語というフォーマットで書かれており、本来はそれを勉強する必要があるのですが、そもそも勉強するのも面倒ですし、それだけ勉強してもクオリティの高いホームページは作れません。そういった専門的な作業をプログラムにして、効率的に管理・運営出来るのがCMSです。基本的にインターネットさえつながっていればどのPCでもブラウザ上から更新・作成できます。もちろん、色んなタイプのCMSがありますが、完成度・更新度・情報量の多さから現時点(2019年初頭)では圧倒的に「WordPress」がおすすめです。最初に「ブログベースの」と書きましたが、豊富なテーマ・プラグインにより様々なタイプのサイトを構築できます。逆にどのテーマを選ぶかでサイトの構成が決まってしまいますのでよく考えて選びましょう。

まずは「WordPress」本体をインストール。

[blogcard url=”https://ja.wordpress.org/”]

本当は公式サイトからファイルをダウンロードしてサーバーにアップロードしてインストールしないといけないんですが、いちいち面倒です。上記のXserverなら自動インストール機能がついているためブラウザ上だけで簡単に設定が完了します。

[blogcard url=”http://wp-fun.com/xserver-install/”]

ドメインもXsereverでいい場合はここだけ見ておけば細かい手順は網羅されていますので、ご参考に。

次にテーマを選びます。無料で選べるものも多数ありますが、機能やデザインがいまいちのものばかり。もちろんテーマは自分でいじることもできるのですが、そこそこ面倒なのである程度完成度の高い有料テーマを購入されるのをお勧めします。

[blogcard url=”https://design-plus1.com/tcd-w/”]

とりあえず完成度と機能だけで言うならここ↑「TCD」この中から選んで問題無いように思います。お値段は一つ1万~2万円程度。ただ、ちょっとだけ機能が多い、もうちょっとシンプルにしたいと思って、このサイトではこちらを選びました。

[blogcard url=”https://minimalwp.com/”]

ここ↑のこの↓テーマ

[blogcard url=”https://minimalwp.com/17813/”]

テーマのインストールもWordpress上で行えるので簡単です。
そして自分のサイトに合わせてタイトルや表示方法を設定すれば、すぐにホームページとしての形は整います。(やり方、設定の自由度はテーマによって異なります。)
あとはひたすら記事を書くだけです!

まとめ

意外と簡単?難しそう?
とりあえずの流れをまとめただけなので、WordPress自体の操作方法とか全然記載してないんですけどね。パソコン自体に全く抵抗のない人は、これだけでも後はネットで調べながらでもできると思います。よくわかんないけど、挑戦するぞ!って人は厚めの参考書か逆引き辞典を買っておくのもいいかもしれません。

15年ぐらい前に初めてホームページってのを作ってから、そのころと比べると格段に完成度の高いサイトを簡単に作りやすくなっています。ぜひご検討あれ!

実際に会える範囲の方であればご協力できるかもしれません。メールにてご連絡ください。

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