ノーコード開発サービス「glide」でスマホアプリ(っぽいもの)を1週間で作った
プログラミングできない僕が、「glide」というノーコード開発サービスを利用して1週間でスマホアプリっぽいものを作成できたので、ツールと実例を紹介です。
きっかけ

私事ですが、仕事の関係で今年(2020年)1級建築士試験を受験しました。結果は見事惨敗。来年に向けてしっかり勉強しないといけないのですが、試験の最大の練習はやっぱり過去問。今年の受験から過去問の分析とか、Excelにまとめてやってました。これをもっと他の人にも役立つような形にできないかな?といろいろ調べていたところ、コーディングしないプログラミング「ノーコード」というワードをちょこちょこ聞くようになったので、これを使って簡単かつ素早くサービス化出来ないかなと考えました。
ノーコードとは?
最初そういう名前のサービスがあるのかと思ったら、そういうジャンルのWEBサービス全体のことだったようです。ノンプログラマーでもプログラミングを必要とせずにWEBサービスを開発することができるツールやサービスで、去年ぐらいからボチボチ出てきた新しいトレンドのようです。(僕は今年になって知りました。)プログラマーでなくても、「こんな感じのサービス」というアイデアを形にしたり、プログラマーでも最初のランディングに使用したりと、なかなか流行ってきているようです。
何をどうやって勉強する?
兎にも角にもまずはYoutubeで検索!動画で解説されてるのでわかりやすい。特にこの方の動画は丁寧で聞き取りやすいのでおすすめです。
上が「.bubble」というサービスの解説で下は「glide」というサービスの解説になります。こんな感じかと動画を見ながら同じようにやってみてもいいし、気になる箇所はGoogle検索ですすめてみました。
「.bubble」と「glide」の違い
今回2種類のサービスを試してみたので簡単にご紹介

一番有名で一番大きくて一番自由度の高いサービスのようです。とりあえずここから勉強してみようと思いましたが、なかなか機能が複雑で基本的な機能をさらうのに2週間ほどかかってしまい、そこから自分のサイトの仕様を考えるというのがちょっとだけ面倒になっていました。

.bubbleが時間かかるなと思ったので方針転換でglideというサービスもトライしてみました。こちらははじめからGoogleDriveのスプレッドシートをもとに作成するという簡単思考。出来るものはスマホアプリっぽいPWAサイト。もともとExcelベースで作りかけてたのものあって、そのデータからやってみるとあっという間に形になってしまいました。
普段からExcelを使用している人にはとっつきやすく、またスプレッドシートをインポートした時点でとりあえずのスマホ表示はできちゃってるので、あとはそれを修正していくという流れです。
無料で始められますが、データベースの行数がたくさんになると有料プランになります。
他に両者のノーコード系サービスの共通点を上げてみました。
- サーバーを設置したり、プログラムをインストールする必要がない。
- アカウントを作るだけで開発を始められる
- 無料で始められる
- 独自ドメインも導入できる(有料の場合が多い)
成果物
そして、出来たサービスは以下になります。
-·-はじめに-Google-Chrome-2020_11_27-13_12_12-2.png)
結構ぽいものが出来ました。素人でいきなりこのクオリティの物ができるというのはすごいです。
内容は過去問のデータベースなんですが、一応他にない特徴としましては、問題文だけでなく、4つの選択肢にそれぞれ分解して並べ替えたりジャンル分けできたりするようにしています。他に問題文を音声データ化して聞きながら勉強が出来るようにしましたが、それはノーコードとは別の技術を使ってるので、別で解説します。
まとめ
ノーコードでのWEBサービス開発。やり方によってはかなりスピーディーにアイデアを形にすることが出来るのでおすすめです。一度作ってみると他にもやってみたいことがいろいろ浮かんでくるので、DIYのラインナップにWEBサービスを加えてみようと思います。